「Wetdryvac」さんの「Wetdryvac Cooking(PDFファイル)」という記事によりますと、キビャックはハーブ系香辛料の代用となっているようです。
"Modified, Completely Legal Giviak"より
私の知る限り、伝統的なキビアは以下の方法で作られる。まず太ったアザラシを捕まえる。
喉を切る道具で喉元を切り(途中でアザラシを殴ってはならない。重要。)、できた開口部からアザラシ全身を引っ張り出す。
イヌイットがアザラシのはらわたをどう処理するのか定かでないが、のちにとって置くか犬にやるかするのだろうと私は思っていた。つぎに霞網か類似の補鳥道具を掲げて、小さな鳥をどっさり獲る。
「どっさり」とはアザラシ一杯分とも言えるが、アザラシによって量は変わるので余分に獲っておくとよい。
少なくとも満杯のキビア分は欲しいところだ。全過程を通じてアザラシの脂肪には手をつけずに残しておく。
極北の荒野を駆け回る犬たちも、この中空シェルの上からは噛むことができない。
アザラシ開口部から出来るだけたくさんの鳥をぎっしり詰める。
キビアが発明された頃のイヌットについて私はほとんど何も知らないが、彼らはディルなどの香辛料に不足していたのではないだろうか。
香辛料のような風味の多くはアザラシと鳥によってもたらされていたのだろう。岩を積み重ねた下に鳥詰めアザラシを置き、肉食動物や犬やその他北の大地に生きる動物に食われないようにする。
またハスキー犬の小便で汚れた雪の中にMr.アザラシを埋めてしまわぬよう気をつけること。だいぶしばらくの後(6ヶ月が目安であろう)、石の下からMr.アザラシを引っ張り出す。
理想的にはこの時点で、アザラシの脂肪が鳥に浸透し、肉を程よい噛み心地にしてくれている。
キビャックの豊かな風味はとても貴重な存在だったようですね。
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