湯通しキビア

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投稿時:2007年09月14日(金)22時01分
分類:キビア関係

津原泰水氏執筆の『フルーツ白玉』(『小説すばる2006年10月号』集英社、2006年)によりますと、キビヤックの原料となるアッパリアスは一度茹でてから漬け込まれるケースもあるようです。

冒険家植村直己の好物だったというこの珍味を念のため解説すれば、肉と内臓と皮だけにした海豹に、海燕の一種であるアッパリアスを殺してそのまま、あるいは下茹でしてから詰め込む。大きな鳥ではない。かるく百羽は入る。皮を縫い合わせて密封する。アッパリアス入りの強靭な海豹袋が完成する。これがキビャックだ。

中略・・・地面に埋めて重たい石で覆う。積み石の目的は二つである。一つは意外と暖かな夏場の熱を効率よく地中に溜め込むこと、もう一つは北極熊による横取りを防ぐこと。

中略・・・その臭気たるや、くさやの干物が芳香剤に感じられるほどだといわれる。

一晩冷やした「生」アッパリアスを漬け込むものとばかり思っていたのですが、調べなおす必要がありそうです。

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執筆:管理人
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